こんにちは
心理カウンセラーの佐々木幸太郎です。
今回は私がカウンセラーを志す、きっかけとなったお話を書いてみたいと思います。
十数年前、私が挫折して傷つき落ち込んでいた時の事です。
平和と環境のNPO代表の高木義之さんのこんなお話に元気と勇気をもらいました。
そして、人間の心ってすごいなぁ、落ち込んでいたのは周りのせいじゃない。
自分が小さい世界で生きていたことに気付いたお話でした。
あなたがもし、
・自信が持てない。
・人目が気になってしまう。
・他人の顔色をうかがい、自分の気持ちを抑えて我慢してしまう。
・自己肯定感が低くすぐにネガティブな感情にとらわれてしまう。
こんな思いで悩んでいるのなら
以下のお話を読んでみてくださいね。
きっとあなたの心になにか伝わるものがあると思います。
以下にご紹介したいと思います。
「古い筆箱」
娘が小学校に入る時、おかあさんは自分の古い筆箱を出してきて
「これは、おかあさんが小学校の時から大切に使っていた宝物なの
これを買ってくれたおじいちゃんは、おかあさんが小学校の時に
亡くなったの。おかあさんはこれを形見としてとても大切にして
いたのよ。
あなたが大切に使うのなら、あげようか」
と話しました。
娘は
「うん。大切に使うからちょうだい。」
と言って大喜びでそれをもらいました。
ある日
担任の先生から電話がかかってきました。
先生の話によると、男の子が娘に
「お前の筆箱、古いやないか、俺のはこんなんやで。」
と自分のピカピカ新品の筆箱を自慢したそうです。
他の子たちも周りに集まってきて
「貧乏人、 貧乏人 」
とはやし立てたそうです。
それに気づいた先生が、何と言おうかと迷っていると
娘は、
「ねっ、古いでしょ!!」
「いいでしょ!!」
「これはね、おかあさんが子どものころから
大切に使っていたんだって」
「おじいちゃんの形見なの」
「私も大切に使って、私の子どもにこれをあげるの」
と言ったそうです。
周りの子どもたちは一瞬シーンとなり、
そしてしあらくすると男の子たちが
「ふーん、ええなぁ。。。」
「もう一回見せて」
と言ったそうです。
いじめだと思われる、こんな状況でも
本人の受け止め方次第でいじめにならないと
髙木さんは言っています。
当時、あるきっかけで自暴自棄になり
彼女にもふられ、ひとりぼっちになったと
落ち込んでいた私はこの事を知って
衝撃を受けました。
本人の受け止め方次第で
こんなにも世界は変わるんだ。。。
他人に拒否されたり、
心無いことを言われることは
つらいことですけど。。。
でも、自分は自分。
他人は他人でよいのだと思います、
誰に何を言われても
「あなたは、そう思うんだね」
。。。
「でも、私はそうは、こう思うんだよね」
と伝えられたら
最強だと思いませんか?
他人の言葉を鵜呑みにしない事。
物事によい、悪いの意味付けをしない事。
自分で自分を裁かない事が大切ですよね。
あなたの事を一番よく知っているのはあなた自身。
自分自身を応援していきましょう。
もちろん、私もあなたの応援団長ですよーーーー。
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