好きなこと とことんやってみよう

楽しい
好きなこと

お知らせ:佐々木幸太郎個人セッション

新聞に興味深い記事

今日の新聞記事に面白い内容が載っていました。
服装も髪型も自由。
いつ登校しても、廊下で勉強しても大丈夫。

かなりぶっとんだ中学校だなと思ったんですが、
最初からこうだったわけではなく
生徒と先生が議論を重ねて、
自分たちの力で学校を楽しい場所に変えようと
したからだと言います。

自分を知ろうと

3年で転校してきたある女子生徒は
学力テストで全国トップの「優等生」でした。

当初は教室で真面目に授業を受けていたのですが、
3学期になりいよいよ受験が近づいてきたころです。

彼女の様子が変なのです。

教室に入らず、校庭で水浴びしたり、
廊下の陽だまりで寝てみたり、
屋上で両手を広げて踊ったりと。。。

両親や先生には理由が全く分からなかったと言います。

ある日の授業中、校長室に現れた彼女が
吹っ切れたように話しだしました。

「これまで人一倍勉強してきました。」
「模試で何度も日本一になったのが自慢で誇りでした」
「でも、この間、隣の席の子にどの高校を目指しているのか尋ねたら」
「バレエやるから行かないって。。。」

良い高校に行く事が目標だった彼女は
最初。その言葉が理解できなかったと言います。

気づいた事

しかし、周りを見ると
サッカーやダンスの得意な子。
歌手やモデルを目指している子。
プログラミングや写真の才能がある子。

成績の為ではなく「好きなこと」に打ち込んで
生き生きしている友達の様子に気付いたそうです。

「小さいころにはきっとあったんです」
「好きなことや、やりたい事が。」
「私もそれをみつけたい」


彼女の変わった行動は
初めて自分自身を知ろうと考え、
工夫した結果だったのかもしれません


小さいころは、夢中になって好きな事遊びをしていますよね。
その事に疲れなんて感じないくらい、夢中になった経験は
あなたもあるのではないでしょうか。

でも成長するにつれ、
「自分の好きなこと」ではなく
「他人にどう思われるか」
が物事を選ぶ基準になってしまうのではないでしょうか。
との事です。

そうですよね。

親から、もう子どもじゃないんだからちゃんとしなさいとか
恥ずかしいからやめなさいとか
世間の目を気にするようになって
知らず知らず、自分のやりたいこと、
好きなことを後回しにしてきたのかもしれませんね。

否定しないこと

その中学では、好きなことは徹底的にやらせることを
大切にしてきたと言います。

そのために、先生たちは
「生徒の言うことを否定しない」
「能力ではなく、努力を誉める」
「行動を強制しない」
と決めたんです。

中学生らしくと指導するのではなく、
その生徒本来の姿に戻す方向へかじを取ったのです。

本当の自分どは

好きなことを安心して自由にできる環境があれば、
子どもはそこから自分で学んでいきます。

でも、そのうち誰かが
「そんな事をやっていて何になるの!!」
って非難してくるかもしれません。

でも、その言葉こそ
自分が大切にするべき
「本当の自分」なんです。

人目を気にして、他人と同じことをやっていては
言われることのない言葉です。

「子どもの日」には自分の中の
「小さな子ども」に向き合い、
好きなことについて考えてみませんか。

こう締めくくっていました。

自分の人生は自分で決める

こんな学校でのびのび学べたら最高ですね。

私もこんな学校で学べたら、こんな苦しい思いをしなかったのに!!!
って思いますか?

今、苦しい思いをしている人がいたら
誰かのせいにするより
自分の人生は自分で決めていいんだ
っていうことに意識を切り替えてみませんか?

苦しい思いや辛い事があったから
気付けることもたくさんあると思いますよ。

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