イライラはあなたの本当の気持ちをみつけるチャンス!!

イライラは自分の本当の気持ちをみつけるチャンス 使える心理学

こんにちは。
心理カウンセラーの佐々木 幸太郎です。

夫に期待する事とは違う言動が帰ってくる。
もしくは自分が大切にしているものを大切に扱ってくれないと感じるとイライラしてして相手を責めたくなってしまいますよね。

でもこういう「イライラ」した気持ちは実は自分の本当の気持をみつけるチャンスでもあり、プレゼントでもあり、宝の詰まった箱だと思っています。

もっというとパンドラの箱かもしれません。

「どうして私ばかり、気を使わなければならないの?」
「どうして私ばかり働いているの? あなたもやってくれていいんじゃないの!!」
「また服を脱ぎっぱなしにして!!誰が洗濯すると思っているの?」
「なんで私ばっかり、しんどい思いしなければならないのよ。」
「なんで手伝ってくれないの」
「自分の事くらい自分でできないの?」
「仕事しているのはあたなだけじゃないのよ!」

こんな気持ちが夫を見る度にフツフツと沸いてきてしまう。
そしてこの気持ちをぶつけてしまうと一気に重苦しくて不穏な空気が流れてしまいます。

言わずにはいられない気持ち分かりますよ。
はい。
私も何度も言われてきました。(笑)

でも、パンドラの箱から最初に出てきたイライラを相手にぶつければ、
問題が解決するどころか返って悪化してしまいます。

大切なのはパンドラの箱の底にある
本当の気持ちを見つける事です。

「自分はどうしてそれがイヤなんだろう?」
「どう扱われていると感じている?」
「自分の中でどんな感情が渦巻いているんだろう。」

そうすると、

「私って家政婦みたいに扱われているのがイヤなのかも」
「私だって休みたいし、寝たい」
「私も一人の時間をもちたい」
「私ばかり頑張っているみたいでイヤ。」
「嫌な事ばかり押し付けられているようでイヤ」
「夫に頼れないのが悔しくて、淋しくて」
「ひとりぼっちのような感じがして悲しい」

このように「私」を主語にして考えてみると自分の感情に意識が向かいますよね。

そしてこの感情のもう一つ下に、本当の宝物が埋まっているんです。
まるでパンドラの箱のようですよね。

だったら本当の宝物が出てくる前に蓋を閉めてしまうのはもったいないと思いませんか?

「本当は、夫にどうしてほしいのか。」
「本当は、自分はどうしたいのか。」

って自分にそっと聞いてみてください。

「もうそんなにたくさんのことできない」
「ひとりで頑張っているけど心細い」
「本当は助けてほしい」
「ほっとかれているようで寂しい」
「気にかけてもらっていない気がして悲しい」
「疲れているんだから、労わってほしい」
「一緒に助け合って生きているような感じがほしい」

などなど。素直な気持ちがあると思います。

でも、あなたは自分のこの素直な気持ちを旦那さんに見せていませんよね。

旦那さんは、奥さんがこんなふうに思っている事を気づいていないのです。

奥さんがイライラを感じて「なんで手伝ってくれないの!!」って旦那さんに言ったとしても

旦那さんはその言葉を聞いて「あぁ、うちの妻は今、ひとりで頑張っていて助けてほしいんだな」とか
「気にかけてもらってってないのが悲しいんだな」とか
「ほっとかれているようで寂しいんだな」

と気が付いてくれるなんてことは、ほとんどありません。

「なんだよ!俺だって疲れているんだ。誰の為に頑張っていると思っているんだ」

なんて腹立たしく感じるんですね。

そして奥さんも「ふん。私の事なにも分かってないくせに」と夫にイライラをぶつけながら「私は本当は寂しいんだ、分かってほしくて頑張っているけど本当は不安で心細くて、どうしていいか分からない」と自分の心の奥底にある気持ちに気付くことはできません。

でも、例えばこんな言い方だったらどうでしょう

「毎日仕事と家事に追われて、もう疲れちゃった。ひとりで頑張っているみたいで心細い。がんばったねって言って~」

このように言われて、怒る旦那さんは、まずいないでしょう。

「え、あ、う、うん。そうだね、かんばったね。」
っていうと思います。

本当の気持ちを夫に言うのは恥ずかしい?照れくさい?負けたような気がしてしまう?
でもパンドラの箱の底にあった本当の気持ちに気づいたあなたなら、その気持ち大切に扱ってみませんか?

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